2015/09/14 10:05
【 report 】
2015.09.12 sat.
SEASONAL Tea Lesson オトナのおやつ会
season2.秋のお茶
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2回目となるオトナのおやつ会。季節は秋ということで、9/9の重陽の節句からヒントを得た"菊の宴"をテーマに開催いたしました。
オトナのおやつ会ってそもそも何?という方はこちらを▼
http://apt207.tumblr.com/post/122218418253/informationイベントのお知らせ-apt-room-102seasonal-tea
はじめに、見た目にも可愛い菊茶を飲んでいただいてから
そもそも重陽の節句って何?
二十四節気とは?
お茶の成分とは?
などなど、はじめにお茶の基礎的なおはなしを日本茶インストラクターの井上さんからレクチャーしてもらいます。
そのあとおいしい日本茶の淹れ方を伺い、今回は参加された方にも入れていただきました!
前回は暑い夏の時期に行い、水出し緑茶のレッスンだったので暖かいお茶を実際に淹れてもらうのはこれが初。
きちんとしたお茶の淹れ方を聴いていると、なるほど、はじめにレクチャーしていただいたお茶の成分や旨みの話が淹れ方ときちんとリンクしているのが分かります。
聴いて、簡単におさらいをして、井上さんにも目の前で淹れていただいてからさぁ、実戦スタート!淹れ方と、お家でも簡単に出来るコツを教えてくださるので美味しく淹れることができます。(と言っても初めはドキドキしました...笑)
実際に自分で淹れたものと、井上さんの淹れてくれたものを飲み比べしてみるとあれ、何か違う。。。?そう簡単にはいきません、なかなか奥深いものなのね。
そうとは言っても今まで自分が適当に淹れていたお茶とは格段に味が違います。今までお茶といえば暑い時とか、水分が欲しい時に「飲み流すもの」だと思っていました。今回正しい淹れ方で、きちんと味わうことではじめて「お茶の味」というものが分かった様な気がします。
お茶もコーヒーやワインのように、品種や産地で味の違いがあり、また淹れ方によっても全く味が違う、奥深い飲みものなのです。
さて、今回のお楽しみ、それらに合わせるお菓子のご紹介を:)
季節の生菓子…着せ綿 あるいは 桔梗
今回は2種類の中からおひとつ選んでいただきました。重陽に節句の朝、菊の上に置いておいた朝露と菊の香りを吸った綿で顔を洗ったという着せ綿を形どった風流なお菓子です。
桔梗は紫や白の桔梗が咲き乱れる様をひとつのお菓子で表現したもの。
神田にある昭和4年創業の老舗、「ささま」。上品な甘さでファンも多いです。お店の方も感じがよく、素敵なお店でしたので是非足を運んでみてください。
豆菓子2種…塩豆、きなこ大豆
麻布十番といえば、の名店のひとつ「豆源」の豆菓子を一緒にお出ししました。季節の生菓子は全体的にもっちりとした舌触りなので、あわせるものは歯ごたえのあるものが良いです。
個人的にきなこ大豆は期待以上のおいしさでした。豆源さんといえばおとぼけ豆が名物ですが、是非一緒にきなこ大豆も買ってみてください、おすすめです。
お菓子ひとつひとつでももちろん美味しいのですが、全体でバランス良く美味しくなるような組み合わせを心がけています。
また、毎回テーマやお菓子に合わせてお花やレジュメもこだわり、雰囲気まで楽しんでいただけるようにしておりますので是非そちらも見ていただけると嬉しいです:)
レッスンが終わってからもお菓子を食べながら色んな話をしました:)美味しいお店の話などの情報も聞けてわくわく、そのうちここで聞いたお店がおやつ会のメインになる日もあるかと思います笑
次回は11月開催予定!また詳細決まり次第お知らせいたしますので是非ご参加くださいませ!