APT # 207 おうちにこもるweek企画
「冬に読みたいオススメの本」
2015.11.05
No.5
調香師が語る香料植物の図鑑 / フレディ ゴズラン ほか2名
recommender : APOTHEKE FRAGRANCE
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季節感はあまり感じないのですが笑、
長い冬の夜、ゆっくり眺めて楽しみたいオススメの本をご紹介です。
こちらの本を薦めてくださったのは、APOTHEKE FRAGRANCEの菅澤さん。
工房にお伺いすると、奥から出てくるわ出てくるわ、たくさんの香料や香りに関する本たち。
国内のものはもちろん、英語で書かれた海外のものもたくさんあります。
「菅澤さん、英語得意なんですか?」
「いや、全然、辞書見ながらですよ〜」
海外から注文がくることもあるそうなのですが、
そういった場合も全部翻訳はお願いしているとのこと。
私がこのような"作り手の顔が見える"ものを扱うお店を始めたのは、
自分がここまで努力や時間を注ぎ込めるモノにたどり着けなかったからこそ
菅澤さんのような
作るものに対してたくさんの努力を惜しまず
この人にしか作れないオリジナルのものを生み出せる人に対して
感動と尊敬と、
あとそこまで注げる何かをみつけられたという
ちょっぴり羨ましさがあるから。
菅澤さんも香りの製品を作りたいという思いがあって
はじめはブレンドされた香料を使ってキャンドルなどを作っていたそうなのですが
もっと自分だけのオリジナルを作りたい!と思い
そこから香料の会社に入って1から香料について学ばれたのだとか。
「香りのキャンドルを作っている人はたくさんいるけど、香りから自分で作っている人はそういません。」
それもこんなにたくさんの種類。
(はじめてのとき、香料のサンプルを70種類くらい送られてきて、選べなくて困ったのですがそれも納得です。笑)
そうは言いながらも菅澤さんはすこしはにかんだような顔で
「でもまぁ、ハマったっていうのもあります。」
と笑っていたのでした。
オススメしてくれたのは香料についての図鑑の中でも
原料となる花の絵やカラーで紹介されている初心者でもわかりやすいもの。
海外のものが元となっていて、画像なんかもオシャレで眺めるのも楽しいです。
パラパラと眺めながら、APOTHEKE FRAGRANCEのフレグランスキャンドルやお香を焚きながら
リラックスタイムも良いですね。
私のオススメはキャンドルの"LICK ME ALL OVER"。
甘く魅惑的な香りです。
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recommender profile
APOTHEKE FRAGRANCE
調合からパッキングまで、全て自分たちの手で行うルームフレグランスブランド。
オリジナルの香りにはたくさんの種類があり、
他にはない香りにファンが多く、APT # 207でも繰り返し買われる方が多いです。